今日は確定拠出年金の税務上のメリットについて書いてみましょうか。
確定拠出年金というのは、税金上は健康保険や厚生年金と同じ、社会保険料と同じ扱いです。
その年に支払った金額は、全額がその年の所得から引かれて、そこから税金が計算されます。
一家の大黒柱であるサラリーマンの方であれば、おそらく最低でも国税で10%、地方税で10%、合計20%程の税金が徴収されているかと思います。
具体的にはどのようになるか試算してみましょう。
１ヶ月10,000円掛けたとして、年間120,000円。
上記税率をかけると、減少する税額が24,000円。
積立られる確定拠出年金が120,000円-手数料500円
程度
×12ヶ月=114,000円。
つまり、120,000円-24,000円=96,000円で、114,000円の積立効果があるということです。
まぁ手っ取り早く言うと、国や県市町村から税率分の補助を受けて、投資信託の積立てが出来る制度(解約制限あり)であるといえます。
ですので、退職後のために投資信託に積立をしていらっしゃる方であれば、一部を確定拠出年金にすることにより、メリットが享受できるのではないかと思います。
詳しくは以下のサイトでどうぞ。
なお、この試算については他の所得控除等の計算は加味しておりませんので、扶養親族がたくさんいらっしゃる方等、年税額がない方については計算が異なります。
コメントする